名古屋観光ホテル

歴史の重厚さと温かなサービスがマッチした、落ち着きのあるホテルだった。


よいホテルとそうではないホテルの違いは何だろう。

よいホテルでは、何も我慢することなくゆったりくつろげる。
(たとえば、バスタブには十分な広さがある)
日常では受けられないサービスがあるが、それでいて過剰でも嫌みでもない。
(「お荷物をお持ちいたします」と言われて、自然に相手に渡すことができる)
リラックスできるが故に、その日一日のモチベーションもあがる。

多くのホテルで考えられていることではあろうがが、なぜか、ホテルによって違いが歴然としてしまう。

名古屋観光ホテルは、サービスマインドに満ちた、納得のできるホテルだった。

落ち着いた色調のフロント。
対応は控えめでていねい。
シングルルームだがベッドは広め。
室内も広く圧迫感がない。

新しいホテルにはない落ち着きがある。
特筆すべきはバスルーム。
広くやったりしたバスタブ。
温度調節の付いた蛇口は、操作のわかりやすいつくり。
置かれた石けんの包みもレトロな趣。
ところどころが質実剛健。
コンセント横には使い終わったカミソリを捨てる口。
時代遅れの調度だが、今となってはノスタルジーあふれるアクセサリーに。
蛇口の機能的でいかつい美しさ。
洗面台の下にはパイプが複雑に絡まり合っていた。
ホテルはすでにクリスマスの装い
ビュッフェスタイルの朝食。

パンは小さめのものが用意されている。
サラダにはクルトンやフライドオニオンなどのトッピングが
何種類も用意され、ドレッシングの種類も豊富。
オムレツとパンケーキと目玉焼きはその場で焼いてくれる。
和食のおかずも多彩。

朝食を楽しんでもらいたいという、細かい配慮を感じた。
エレベーターホール

室内と同じように、ヨーロッパ古地図風の絵が飾られている。
ここのエレベーターは、開いている時間が短い。
乗って間もなく閉まり始める。
でも閉まるスピードがゆったりしているので、あわただしい感じはない。
さっと閉まり始めるスピード感と、安心感が同居している。