公開授業
富山大学教育学部附属小学校では,本年度より総合的な学習への取り組みを試みている。教科学習の多くも総合的な学習を視野に入れた取り組みがなされている。
どちらかといえば,教科の学習を先に構想し,それに関連できる他教科の内容を取り入れながら展開する,クロスカリキュラムの性格が強い。
しかし,1年前には総合の「そ」の字も聞かれなかった富大附小で,ここまで大胆に総合的な学習に踏み込んだというのは画期的なことである。また,それにあわせて,教師の教科観や子供観も変化してきている様子が見られた。1年間でよくぞここまでと感心した。
6年家庭(総合的あつかい) 健康な食事ってどんなもの?−健康を考えて献立作り−
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6年図工( 〃 ) 呉羽山オープン・アート・ミュージアム −呉羽山に野外彫刻をつくろう−
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4年総合 伝えようパートT −ぼく・わたしの呉羽山−
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富大附小では,水上義行現副校長を中心に,昨年度2学期以降,全教官が,総合的な学習に取り組む学校の研究会や,関係する学会に参加し研究を積んできたという経緯がある。
誰かが一方的にそれを押しつけたわけではなく,従来の考え方からの切り替えをはかるために,何度も検討を重ね,共通理解を深めていったという。それ故か,教師集団自身に,自分たちの問題と考えて取り組んでいるのだという気概があるように感じられた。
2002年には,新しい教育課程が実施され,全ての学校に否応もなく総合学習の時間が導入される。
その年からいきなり総合的な学習に取り組むというのは,到底不可能であるから,その前2,3年のうちにどれだけ準備することができるかで,学校の取り組みがかなり変わってくることであろう。つまり,来年度ぐらいから準備を始めないと間に合わないということなのである。
学校独自のカリキュラムを立てた経験などほとんどない我々にとって,附小の取り組みは,これから進む道に対する指針となることであろう。