三好郡情報視聴覚教育研究会

2月6日(水) 徳島県池田町立池田小学校


2年生活科「めざせ!いきものはかせ」。

福岡・マリンワールド海の中道と池田小学校をテレビ会議で結び,海の生き物について調べている子供が質問をする,社会教育施設と学校との交流学習。台本があって非常に堅いスタイルで話しているが,マリンワールドのお姉さんが,柔らかく上手な語り口だったため,集中して取り組むことができた。

台本を用意することは,一見子供の自由な学習活動を奪うように感じるかもしれないが,発表の仕方が固定化されることによって,子供は質問の内容を的確に伝えることに集中することができる。やがて,学年が進むに連れて,型をはずしていっても,スタイルを気にすることなく交流を進めることができるようになる。新しい学習スタイルの最初の段階では,あえて型にはめることも大切な指導である。

2学級合同のTTによる授業であった。

子供たちは,生き物博士になることを目的に,自分の知りたい生き物について,追究を続けてきている。近くに海がない池田の子供たちの多くは,水族館に行く機会があまりない。

テレビ会議でつなぐことによって,バーチャルではあるが,実物を目にしながら具体的な理解を深めることができる。
グループに1台のディスプレイを見ながら授業は進む。牛や馬など陸上の動物について調べている子供たちも,メディア体験のため今日はテレビ会議を参観する。経験を積んでおくことによって,将来自分にとって必要なメディアを選択することができるようになる。
スタジオ風に質問コーナーが用意されている。最初から質問することが決まっていた子供たちはやや緊張気味。

途中から自由に質問する時間があった。その時に発言した子供たちはかなり生き生きと,リラックスした雰囲気で話をしていた。

スタイルがわかってきているので,話をすること自体には抵抗がなくなっている。相手にわかってもらえるように話そうとする力が高まっているようにも感じた。
公開授業の後は,「あたらしい交流学習をさぐる〜進め方,問題点をふまえて〜」をテーマに,浜松市立博物館の小川雅弘指導主事と二人でトークセッション。小川先生が,学校と社会教育施設との連携をテーマに,自分がテーマ学習による学校間交流のよさについてのプレゼンをした。その後「とりあえず交流してみた後の,次の段階の交流学習」について,対談を行った。

40名余りの参加者の前でこういう風に話す機会をいただけたことを,三好郡教育ネットワークセンターのITコーディネータ・中川斉史先生に感謝したい。