基調講演 知の総合化としての「総合的学習」と教科で付ける学力とは?(水越俊行教授:関西大学)

IMETSフォーラム2001(2001.8.10)     


「新しい世紀で担う学力とその評価」

小学校36都道府県、中学校31都道府県、企業10社の参加がある。

IMETS141号参照。2年生がトンボの生態を「総合的な学習」。12〜15ページ。
学力問題が耳目を集めている。過去の学力観を振り返る。指導要領の内容は、螺旋のねじが回るように変化してきた。過去のものを振り返って取り組むと最先端になるかも。

(1)学力の質の違い

これまでは、知識、技術として習得してきた(master,acqure)中心であった。
自分の知恵にする(自分の言葉に置き換える=representation)ことがこれからは重要。

(2)評価の道具と測れる学力との対応

(3)教科と関連付けた実践と評価(八崎@石川実践)

オンラインでの交流と直接対話交流の組み合わせ。これからのコンピュータの活用は、コミュニケーションが重視される。
「調べてまとめて交流する」だけではダメ。専門家に学び、本物に触れるには、博物館、美術館などに出かけていくことが大切。欧米では学校休業日に出かけている。
こねっとの遠隔授業。海の中道博物館、太宰府文化ふれあい館、大原美術館。
新しいTTのスタイル。学芸員と学級担任。
おこめNHKフルデジタル教材。教科の発展学習、お米のデータベース、交流学習

〈北欧のメディア教育〉
インターネット接続、コンピュータ1台あたりの生徒数、北欧が世界の上位に。
環境が整うことは大変大事。
映像とメディアリテラシーの教育を必修教科で行う(フィンランド)
番組作り、国語とは別に実施。見学者を取材して番組化。

〈シンガポールのメディア教育〉
1台のマシンに2人の子供。2000年より地上は学校放送をうち切り。ビデオCDを全校に配布。いい悪いはあるが、こういう姿勢での取り組みをしようとすることが大切。
learn@zooの企画。学校代表選手が、動物園でデジカメで取材して、ノートパソコンでレポートをまとめその日の午後に提出するコンテスト。

先生はかっての教科の学習の時にシナリオライター兼監督兼主役であった。これからの総合の時間では、先生はシナリオを書くのが一番のしごと。監督であってもいいが、主役は子供であるべき。