6年 提案書を作ろう!わたしたちの10年間の行動宣言はこれだ!
平福小自主公開研究会2002.2
6年生の総合は,今年一年の取り組みの総決算。東京都南砂小学校とつないで,これまでの取り組みから今後10年間自分たちが環境のためにどんな行動をしていくか宣言する時間であった。
担任の三宅貴久子先生は,全国に名だたる実践化だが,授業を目にするのは初めてである。子供がきわめて主体的に学習を進める姿が随所に見られたが,ここに至るまで,どのような手だてをとりどのような支援があったのか大変気になるところだ。
本時は,6年間総合的な学習に取り組み,また,その中で情報教育的な実践を重ねた来た子供たちが,その持てる力を十分に発揮した時間だったと感じた。
3階の教室付近には,これまでの歩みを大パネルで紹介。
近くを流れる旭川を素材に,体験する段階から,そこで感じた疑問を課題へと高め,やがて「クリーン作戦」という地域を巻き込んだ活動へとつなげていく様子がわかりやすくまとめてられていた。最初に,テレビ会議で南砂小と結び,今日の授業内容の確認と討論。話し合いは双方とも子供だけで進められ,メモを見ながら自分の言葉で語っている。 授業は体育館で行われたが,参観者は子供たちよりもはるかに多く,立錐の余地がない。参観する顔ぶれの中には,テレビ,雑誌等にも登場する有名な実践者の姿も多数見られた。
総合的な学習と情報教育は来年度から本格的に実践するが,少し先を進んでいる実践を見ることで,具体的に自分の中に生かせることは多い。
話の内容をデジタルな黒板にまとめていくのもまた子供。アンダーラインを引いたり,色を変えたりしながら,話題の中心がわかりやすいようにまとめていく姿に驚いた。 後ろの子供たちもメモをとりながらしんけんに聞いている。大きな名札を下げ,お互いが誰かを確認しやすいようにしていた。 ベージュのジャケットが三宅先生。南砂小との討論のあいだは,遠巻きに眺めながら,子供の話に真剣に耳を傾ける。さまざまな表情をされるが,テレビ会議中は子供に全てを預け,決して割り込まない。 南砂小から送られる画面。どちらも,メディアスキルはかなり高い。 いったんテレビ会議を終わったあとは,グループ討論。地域の人たちも参加し,自分たちはこれから何に取り組むかを話し合う。ここでは話し合いに行き詰まっているところに,三宅先生がアドバイス。
グループ討論の後は再び南砂小とテレビ会議で結び,今話し合ったことをもとに討論。その後,今後10年間の行動宣言を行う。
司会の子供が大変うまく話を進めていた。会場の参観者にも宣言への賛同を求めるなど,そこにいる人全てを巻き込もうとするところが,とても総合的であったと思う。体育館の後ろには,こんなコーナーまで設置。
なかなかの賑わいであった。