課題別分科会 確かな学力をはぐくむ総合的な学習の時間

 午後は、課題別分科会があり、徳島と大阪の実践報告を基に討議を行った。


 
 

 徳島の発表は、岸本信和教諭(宍喰町立宍喰小)。司会は村井さん@小松島市立南小松島小。地域を生かした単元構想や、課題を引き出すための共通体験など、教師のさまざまな支援が伺われて、大変素晴らしい実践だった。

 助言の武田教頭先生(池田町立佐野小)のお話も、端的で頭の中にすっと入る、納得のできるお話だった。


武田教頭先生の指導助言から

 テーマとゴールを明確にし、1時間毎のめあても決める。でなければ、確かな学力は育たない。

 教科の中では育てにくい、総合で身に付く学力がある。岸本実践では、なぜそれが育ってきたか。

1 子供に学ばせたい内容が整理されている。(目標と内容がしっかりしているから、指導がぶれない)

2 子供の現状から、育てたい力が議論されている。

3 総合の単元作り。教師と子供の学びたいことが重なっている。

4 展開に多様な支援がある。(実態と支援が結びついている。地域の協力がある。)



【カリキュラム評価について】
 育った学力からふり返る。教科との関連も踏まえて重視したいこと。

1 学習の価値は何なのか
2 目標・内容の整理
3 学習活動をどう相乗りさせるか

 

 大阪の方は、地域紹介をコンピュータを使ってまとめる学習についての報告だった。誰かに地域の良さを伝えるためというよりは、コンピュータの扱いを理解することが目的になっているのが残念だった。例え操作技術を身につけることが目的であっても、相手を意識して作品作りをするような学習の文脈は必要だと思う。

 総合的な学習は、内容や方法の理解に、かなりの地域差が生まれてきている感じがした。