平成16年度 小学校教育課程研究集会
県東部「総合的な学習の時間」部会(2年度)研究会
| 研究主題 自ら課題を見付け、主体的に追究し、自分の生き方を考えていこうとする子供の育成を目指して
〜 一人一人に学びが深まる指導と評価 〜 |
| 「昔のよさにズームイン! −わたしたちの生活に生かしたいこと−」 オリエンテーション 「今日は、子供たちが意見を交流させる 『なるほどタイム』です。」 |
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| 2学級合同での学習。 まずは、グループでの話し合いをどのように進めるかを 見本としてやってみる。 かなり本質的で深い内容の発言が飛び出した。 |
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| 子供たちをびっしり取り巻く先生。 自分たちよりも先生の方が大勢いる中、 子供たちは一生懸命取り組んでいた。 |
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| グループで討論。 指導者は、「ものを大切にする心」「工夫する力」「楽しさ」「懐かしさ」などを感じてほしいと願っている。 |
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4学年 協議題「自分の学びをふり返りながら追究を楽しむ子供を育てるにはどうしたらよいか」
授業者自己評価
- 課題を見つけてはいたが、よさを見つけていない子供もいた。自分の課題ではないことも調べる。追究していく中で課題を見つけてもよかった。インタビューしてきたことを「よさ」と感じることはできなかったかも。調べたことを本当に「よさ」と感じることやそれを生活に生かしていこうとするよさ、を感じるのは難しい。
- きっかけとなる子(第1発言者)の発言からよさを広げていく。それを理解していないグループがある。よい発言はあるけれど、自分の中に取り入れていけないのが残念。時間が少なくて不完全燃焼になってしまった。
- 第1発言者は、これまでの体験が豊富。家庭でも積極的にインタビュー、体験している。大変だけど、餅を焼いて食べたいという思いが強い。
- 彼を取り上げて情報の見直し、見方を変えて、というあたりを考えたかった。
- 見方を変えるのは難しい。大変だけど、いいこともある。
- 子供にとっての「よさ」は難しい。「大事にしたいこと」「忘れられないこと」というのは書けるが、よさといわれると書けない。ノートには、書いてあるので、情報を見直せば、もっとよさが見つかる。
Q 教師のとらえる「よさ」とは
A 現代人に失われている「ねばり強さ」「ものを大事にする心」「我慢する心」「懐かしさ」「楽しさ」などを感じさせたかった。
Q グループ化したわけ
A 少人数で一人一人にかかわり合いをしっかり生み出したかった。
ちょっと辛口な考察
今年度も話合い活動の公開が中心だったが、昨年度が、活動することが学習の目的になっているように感じられたのに対して、今年度は、教師の願いや育てたい子供像がかなり明確になっていた点で、総合的な学習としての高まりが垣間見えてるようになってきた。
現在は、3年から6年まで、同じ内容の学習が展開されているような印象だった。今後、発達段階に応じた子どもに付けたい力を考慮したカリキュラムができていけば、桃李の総合はさらに充実すると思う。「今は、よーいドンでスタートしたから、全体に同じ方法で学習を進めているが、年を経る毎に学習方法を変えていく」というような構想があればいいと思った。
それにしても、これまで教科の研究をしてきた人の方が多そうな、つまり「総合的な学習に関してはこれをきっかけに取り組んだ」という人が多そうな学校で、ここまでの研究ができたというのは、素晴らしいことだと思う。
郷土資料を整理して閲覧できる棚や、歴史資料展示など、学習環境作りも素晴らしかった。

