2−(3)実践事例


ア 表現の高まりをコンピュータで


初めてパソコンでお絵かきをしました。

コンピュータを活用するよさの一つに、子供が表現方法を選択する幅に広がりがでることがあげられる。画用紙、模造紙などの紙のメディア、OHPなどの視聴覚機器といった、従来の表現方法に加えて、新しい活用が考えられるからである。
 コンピュータが導入されたばかりの段階では、ある程度コンピュータの技能操作を高める学習を構想する必要がある。しかし、技能を身につけるための学習だからといって、「文字入力の仕方を勉強しましょう」「お絵かきソフトの使い方を覚えましょう」などと働きかけても、子供の学習意欲は高まらないし、コンピュータで表現することのよさを感じ取ることはなかなかできないように思う。
 そこで、スキルを高めるための学習であっても、ある程度の課題性をもって学習に取り組むとよい。例えば、「○△□の世界」という題材で、様々な図形を組み合わせて絵を描いてみたら、結果として、図形の拡大縮小、コピー、塗りつぶしなどの機能が身に付いたというような学習を構想するのが望ましいということである。