2 コンピュータを導入したばかりの小学校での情報教育


(1)どのような考え方で情報教育に取り組むか


蜷川小学校のコンピュータ室。休憩時は解放されている。
 高度情報通信社会の進展に伴い、コンピュータや通信ネットワークは、私たちの日常生活の中へ急速に浸透し、周囲にはコンピュータ関連の情報機器があふれている。これらを積極的に活用することによって、自分が求める情報を収集し、取捨選択し、再構成して発信する力は、21世紀に生きる子供たちにとって、必須となる力である。そのような「生きる力」を育てるためには、情報教育的な視点で、どんな場面で何を学ぶかを明らかにすることが大切である。 情報教育について、本校では、
ア 情報活用の実践力を高める。
イ 情報教育機器をより高度に利用・活用し、自分自身の生活の改善に生かす。
ウ 情報モラルに関する自己責任を習得する。
という、三つの観点から、研修を進めている。つまり、情報教育とは、単にコンピュータの操作やソフトウェアの活用等に関する技能を身につけることだけを指すのではなく、情報に対する主体的な態度、情報化がもたらす光と影の両面に対する理解、情報に対する価値観や倫理観を含んだ広い概念としてとらえるべきであると考えている。