1日の学習の流れ
Farlay Elementaly School (Kim's Class) (5)

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【終礼】
 荷物を担いで車座になる。宿題を渡された後は整列して、スクールバス、または迎えに来ている保護者のところへ。出入り口は正面玄関の1カ所だけ。バスの出発時間が概ね決まっていて、全校一斉に帰宅する。
 帰り際には、このようにイスを机の上に上げていく。夜の間に、清掃人が掃除と整理整頓をしていく。
 
 子どもたちがするのは、本当に勉強だけ。教師の役割も教えることだけ。分業がはっきりしているが、「日本では子供が自分たちの教室を掃除する」と話したら、それはすばらしいことだと感嘆していた。

 子どもたちの帰宅は15:00頃。教師も15:30には帰宅して構わない。
 
 勤務時間は短いが、密度の濃さからいうと日本の教師以上に働いている。逆をいうと、日本だってこのような勤務形態をとることは可能だということだ。日本の学校は帰りが遅すぎる。

 
 20人学級であること、1日1時間教材研究のための時間が保障されていること、子供の実態に即して使える教材のパッケージが整備されていること、などの理由により、ケンタッキー州マクラキン郡の教育は効果的に進められている。

 日本の教育は、学校が(というか一人一人の教師が)丸抱えしすぎている。子供の伸ばしたい力を明確にしながら、もう少し効果的に教育できるようなシステムの確立が日本でも必要だと思う。これまで、道路や橋など社会資本にかけすぎていたお金を、人材育成のシステムに振り向けるだけで、日本の社会全体の底上げにつながると感じた。豊かな社会つくりのためには、教育に投資するのは大切なことである。

 そして、教師自身も、そういう社会の要請に応えるべく意識改革する必要が大いにあると感じた。

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