1日の学習の流れ
Farlay Elementaly School (Kim's Class) (4)

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【昼休み】
 昼食後は外のアスレチックで20分間の自由時間。1日の中で、遊ぶことができるのはこの時間だけである。外に行くときも、整然と並んでいく。もちろん外履きと内履きの区別はない。
 このわずかしかない楽しいひとときであるが、宿題を忘れた子供は、ペナルティとしてほかの子供が遊ぶ姿を見ながら5分待たなくてはならない。2日忘れた子供の待ち時間はさらに長い(下左)。責任を果たさなかったものは、各自の自由な時間を使って責任をとる。それでも宿題を忘れてくる子どもがいるのは、万国共通か。右下はKimの教室の子供。
【Language Arts】
 午後は三度目の国語からスタート。
 最初のユニットは、コンピュータを活用して一斉授業。今日の課題は「短文の文頭を大文字にする」 。画面に単文を写しだし、間違いを指摘する学習を行っていた。Wordを使って例文を表示。子供の指摘にあわせて文頭を大文字にしていく。例文は5つ。全て直し終えたところでプリントを配布し、復習をする。この時間は2ユニットで終わった。
【Math】
 続けて算数。やはり間に休憩はない。この日はたし算の筆算を学習。Kimの説明の後、子供が例題を解いていく。ホワイトボードに数字を書き込むときには、写真のようにポイントをうって、量的にイメージが持てるようにする。基本的な内容はかなり教え込んでいるが、単にやり方を教えるだけではなく、常に考え方に目がいくような言葉がけや支援を行っている。やはり最後のユニットはプリントで復習。正解するとキャラクターの顔が描いてもらえる。
【Science】
 2時頃になると突然どやどやと向かいのクラスの子供が入ってきた。向かいのクラスもKim先生。共同で理科の授業を行う。1パイントのジャムの空き瓶に水をたっぷり入れて伏せ、横からさしたストローに息を吹き込むとどうなるかという実験である。ダブルKimで漫談調に説明をし、教師実験を見せた後は、グループで誰か代表が息を吹き込む。
 アメリカでは、たばこ、ドラッグの害が問題視されている。今回の肺のはたらきの学習も、将来を見越した健康教育、ライフスキル学習の一貫でもある。
 1年生だけあってなかなか空気を吹き込むことができない。そういうグループには、先生がちょっと手助け。やり遂げた喜びを感じられるように支援する。

 授業の途中で、男の子がボーイスカウト加入の説明会のために急に呼び出されていた。そのときに一人が水をこぼしてしまったが、残った女の子たちが一生懸命に床を拭いていた。そういう姿は日本もアメリカも変わらない。(もっとも使うのはペーパータオルだったりするが)



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