1日の学習の流れ
Farlay Elementaly School (Kim's Class) (2)

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【1日のスタートは朝食から】
 子どもたちの登校時間は8:30。スクールバスで一斉に登校する。

 朝食は、ほとんどの子供がカフェテリアでとる。家で食べてくる子供はまれだそうである。このFarley小学校は、比較的貧しい地域の子供が多く、親の中には2つの仕事を抱えて余裕のない暮らしをしているものも多いという。そのため、この学校では、朝食を学校で食べることが常識化している。しかし、子供たちの多くは大変素直で人なつっこく、すてきな子供たちばかりであった。

 カフェテリアへ行く前に、昼食のメニューを尋ねるKim。おそらく健康観察を兼ねている模様。
 昼食は、ハンバーガー、ピッツァ、ヨーグルトの中から選択する。こういう場面でも、選択の機会が取り入れられている。Kimはシールにメニューを書いて子供の福に貼る。集計したものはネットを通してカフェテリアに報告する。
【始業前の活動】
 朝食が終わると、整列して教室に戻る。あらかじめ、自習プリントが配られており、それに静かに取り組んでいた(写真左上)。その間、数人の子供を呼んで、コンピュータを使ったテストを実施する(写真右上、左下)。目標とするレベル到達に時間のかかる子供には、このように個別に対応している。テストの結果はホストコンピュータに記録され成績データとして一覧することができる。その間ほかの子供たちは決して騒がない。マナーが徹底している。(写真右下)
【授業はユニット制】
 この学校ではチャイムが鳴らない。基本的に1校時45分程度のようだが、約15分のユニットに区切り、15分間説明を聞いた後は、15分間ホワイトボードの問題でドリルを行い、残りの15分でプリント学習を行うといった具合に、45分の中でメリハリを持たせている。ユニットの間には、筆入れを取りに行かせるなど、体の動きがある活動を入れて、区切りをはっきりさせている。後日見た上学年でも同じような展開で授業を進めている。楽しく飽きずに授業を進めるための工夫のようだ。
 話し合いも、車座になったり、座席に座ったままだったり、いろいろな形態で変化をつける。みんなが集まっているのに座席に座ったまま作業を続けている子もいるが、それが終われば自然に集団に入る。特に注意をすることもない。
【Language Arts】
 発音など語学の基本表現を学習する時間。日本でいう国語。
 ビーチボールをパスしあって、受け取った子が順番にアルファベットを言っていく。なかなか受け取れない子供には先生がわざとパスをする。次のユニットは、ビンゴで教師の発音にあてはまる発音記号を確かめていた。
 最後のユニットでは、ホワイトボードに同じ発音を持つ単語を並べ、発音の仕方とどの部分が同じ発音かを確かめる一斉学習。


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