情報教育紀行2002 4月号


4月1日(月)
今日から寒江小に出勤。午前中は職員会。人数が少ない分話が通りやすくきめ細かい。午後、校務処理の時間。職員室内のネットワークの状況を確認する。机の固まりが2つあり、職員用デスクトップとレーザプリンタ、カラープリンタが並んでいる。プリンタ切り替え器があって、職員は、フロッピーを持って移動しながら印刷をしていた。ワープロも現役で活躍している。自分の机がある固まりにはハブが設置してあるが、誰も使っていない状態だった。とりあえず、プリンタの設定をしてネットワークで使えることを確認する。

4月2日(火)
午前中は職員会。学校内を巡視してみると、3階にはLANが通っているし、教室にも1台のコンピュータがきているが、十分活用されていたわけではないようだ。ケーブルが抜かれたままだったのを使えるように設置する。ハブが5年生教室においてあるのがありがたい。教頭先生によれば、コンピュータの活用は、インターネットによる情報検索が中心だったとか。デジカメは新旧取り混ぜて4台ほどあり、コンピュータ室もきれいで使いやすい設定になっている。活用の仕方さえわかればブレークの予感。

4月3日(水)
今日も午前は職員会。午後から学級事務。北川先生のマシンのネットワーク設定。古木先生がマシンを持参される。去年まで職場はワープロ全盛だったらしいが、すでにコンピュータが職員室を席巻し始めている。

4月4日(木)
蜷川小で離任式。子供たちの「先生行かないで」の言葉に感動。寒江小で着任式と始業式。6年生の生演奏で体育館に入場。広さは蜷川小と変わらないが、人数は6分の1。一人一人の顔がはっきり見えるのにびっくり。校歌の歌声が美しかった。5年生は男子6人、女子13人の落ち着いたクラス。男性の担任は初めてだとか。とりあえずこれから1年間、厳しくも楽しくやっていきたい。

4月5日(金)
入学式。大変落ち着いた1年生であった。全校が参加しても児童は120人弱。昨年度までとはギャップが大きすぎるなぁ。でもこども一人ひとりが近くて大変よいと思う。午後、教室のコンピュータ環境を整備。

4月6日(土)
記念すべき最初の土曜休業日。今日から毎週土曜日はお休み。ゆったりするのはいいが県外に出る機会も増えるような・・・(^^;)。午後、寒江地区センターで校区の教職員歓送迎会。地域と学校の一体感を強く感じた。呉羽の焼き肉「よかろ」「三ちゃん」と回って帰宅。

4月7日(日)
昨日の飲み疲れ(?)とここ数日の緊張で今日はぐったり。ぼんやり過ごす。

4月8日(月)
職員会で情報教育年間計画の考え方について提案。学校の情報化や教材パッケージの情報もあわせて提供する。キーワードは日常化。机上の空論にならないよう、実践の中にどう織り込んでいくかをふまえた計画を考えていきたい。古木先生がデジカメを購入されたとのことで、つないでみる。特に何も入れなくてもいきなりデジカメを認識しているXPはあなどれない。

4月9日(火)
デジカメスピーチを開始。最初ということで、「自分の大切にしているもの」を紹介。何を写したのか、どうしてそれが大切なのか、それについて思っていることなど、最低3つのセンテンスで話すことを条件とする。子供たちは大変素直だし、何事にも真摯にとても丁寧に取り組む。ノートに書く字がとても丁寧で大変驚いた。安定した家庭のバックアップがあることを強く感じる。考え方を問われたときや、これまでに経験のない学習に臨んだときに、これまで以上の力を発揮できるようになることを目標としたい。メディア経験は乏しいがこれからが楽しみな子供たちである。3限,スーパーえいごリアン視聴。1学期は英語指導助手が本校に来るので,英語にもどんどん関心を高めてほしい。放課後、校長先生に、学校外での様々な研究について説明する。さすが竹内校長は理解を示してくださる。しかし「家庭を大切にするようにね」としっかり釘もさされた。

4月10日(水)
職場にFUJIのデジカメを4台持ち込む。子供たちは早速興味を引かれた様子。NHK学校放送「川」第1回目の放送。オープニング画面は子供たちには好評。アニメ画面には親近感を感じたようだ。内容がかなりハードな分、「実写でない」ことがいいと思った。内容については、源流から河口まで俯瞰するという第1回の趣旨が十分に伝わるものだったと思う。川が河口にいたるまで、さまざまな利用のされ方をされ、さまざまな歴史を持っていることは、子供たちによく伝わったように思う。子供たちは,おおむね好感を持って受け取ったようだ。川が様々に利用されているという点では、「そういう切り口でくるかぁ」という意外さがあった。伏流水で洗濯するとか,日本酒を造るとか、きれいな水だからこそできることだが,しかし,同じ富山に住んでいても,子供たちの現実とはちょっと遠いところの話だったような感じがした。それでも,子供たちは,自分たちの近くの川と見比べて黒部川のようにきれいな川になるといいなとか,川にも歴史があるなんて考えたこともなかったといった感想を漏らしていたので,川に対する視点を広げるという点では、よかったのではないかと思う。はじめは最後まで見てくれるかなと不安もあったが、終わりが近づくほど集中していた。5,6限総合。「ねこの目で写そう」を実践。初めてデジカメを使うこどもも多いが,結構ねこになりきった視点で撮影していた。面白い作品が集まるあたりに,子供たちの飲み込みの速さを感じる。夜は職場の歓迎会。努力の甲斐(?)あって,無事迎え入れていただくことに。

4月11日(木)
午前中、Web学級日誌のパッケージが届く。早速インストールし、プロジェクターで画面を映し出して、「こういうのがあるんだけどどう?」と尋ねると「やってみた〜い!」の大合唱。「早く日直がまわってこないかな」とのつぶやきが早速漏れていた。6限はクラブ。マルチメディアクラブは,今年度CG作品を中心に,カレンダーを作ったり,プリクラで遊んだりといったあたりからスタート。2学期にはマルチメディアっぽいものが作れるようにしたいと思う。粟屋さんのマシンのネットワークを設定。レーザープリンタが使えるようにした。

4月12日(金)
毎週6限はブラスの時間。初めて音を聞いてみる。1か月ぶりにしてはよく出ている方だと思う。しかし,「WAになっておどろう」はTP1以外は,リズムも音もかなり怪しい状態。5月19日の運動会に間に合うかははなはだ不安だが,とりあえず挑戦してみることに。でも,ホントにマーチングまでもっていけるのかな?練習後,古木先生にデジカメ画像をマシンに取り入れるソフトの使い方を手ほどき。どんどんわかろうとされるのがすごい。

4月13日(土)
「ねこの目で写そう」の写真をテンプレートに貼り付けて印刷。クリーニング店。タイヤの交換。洗車。新しいスニーカーを入手。ユニクロで仕事に着ていく服を入手。

4月14日(日)
眠って過ごす。気持ちのいい一日だった。

4月15日(月)
小教研総会&社会科部会。職場が変わるごとに知り合いが増える。全体がそのまま年を重ねているだけにも見えるが,部会に行ってみると新規採用や初めての顔ぶれの方も多々いらして新鮮であった。菊さん@桜谷小が3度目の研究授業をすることに。桜谷は来年度から県東部の研究指定を受けるとのことで,市小教研の研究との連携を図れる点ではベストの選択だと思う。しかし,部会の前に「いつまで自分たちの世代で授業を回すことになるんだろう」などと語っていたのがなんだか予感めいて感じた。高学年部会の14〜18年次くらいの者が集まって「来年もこの中の誰かだな」と苦笑。誰がやっても3回目か4回目なので,もはや怖いものなし。昨年度4年生部会にいた方々の何人かが社会科部会を抜けていた。「交流学習すると言うから授業を引き受けたのに・・・」と言いすぎたせいだろうか?総合など他の部会に魅力を感じて移られれたのならいいだが。

4月16日(火)
Webも更新せずぼやぼやしている内に,訪問者が40000人を超える。キリ番をゲットしたのは誰だろう。「ねこの目で写そう」に解説を記入。撮影に1時間半。記入に1時間弱。今回印刷はわたしがしたが,自分でやっても3時間程度でしっかり収まる感じ。

4月17日(水)
某誌原稿をようやく送付。また迷惑をかけてしまった(^^;)。最近原稿がなかなか書けない。子供たちはWeb学級日誌を目的に日直を楽しみにしている。タイピングに時間がかかるため,事実を書くのに精一杯。内容に深まりを求めるならもう一段の手だてが必要かも。午後,宿泊学習の合同打合会。日程が同じになるのは老田小と西田地方小。老田小は,単級の上,中学校の校区が同じということで本校と状況が似ていることもあり,共有できる活動は一緒に行うことに。また事前に交流しておいて,現地では旧交を温める感じになるようにしようと山吉先生@老田小と交渉成立。

4月18日(木)
「ねこの目で写そう」の作品を展示。視点が面白いと職場のみなさんに好評。子供たちに高良さん@沖縄からゴーヤーの種が送られてくる話をした。「どれだけ育てられるか一緒に試そうと“挑戦状”を突きつけられた」と話すと,俄然乗り気に。でも,味わったことのあるこどもは,ちょっぴりためらいがち(^^;)。

4月19日(金)
寒江小での学習参観は社会科。給食の食材からわたしたちの食生活を支える食料生産についての関心を高めることをねらいとした授業。はじめは緊張気味であったが,途中から漫談調に。保護者のみなさんにうけてどうする(笑)校長先生のコンピュータのLANカードとプリンタを設定。しかし,LANカードを取り外そうとすると,OSが固まってしまう。いろいろ試したが改善せず。(電源を落としてからはずせば問題ないと思うが)。職場マシンのプリンタ接続設定変更。これまで,レーザーとインクジェットをプリンタ切り替え器で切り替えていたようだが,レーザーはLANで,インクジェットはプリンタケーブルでつなぎ,ソフト上のプリンタ選択で切り替えられるようにした。終礼でWeb学級日誌を紹介。6年生が参加するかも。NHK市川さんより電話。「川」の学習のための動画サーバ設置の件。校長,教頭にも了解を得,計画が進むことに。でもホントに川で実践できるのか未だに心配。

4月20日(土)
午前中から,情報教育紀行のページを半月ぶりに更新。たくさんのことがあって,まとめて切れているか心配。午睡をはさんで,夕方ようやくアップ。夕食は邦彦夫婦も交えて「大将軍」。

4月21日(日)
牛ヶ首用水から新鍛冶川へとたどってみる。寒江校区にはいると両岸は,垂直に鉄の板をあてた排水路になっている。富山の川とはイメージがちがうが,考えてみると日本の都市部の河川との共通点があるということである。また両岸は堤防になっており緑は豊富。雑草がたくさん生えているし,野蒜のように食べられる草もあるかもしれない。科学文化センターの雑草プロジェクトに乗れば,面白いかも。

4月22日(月)
研修会。総合的な学習については,試行錯誤という感じ。にもかかわらず教科との関連も合わせて考えていこうとしているため,どこから手をつけていいのかに迷っている状態である。総合的な学習でどういう力をつけようと考えるのかをもう少し明らかにし,それを実現するためにどういう活動をどう位置づけていくかという風にカリキュラムを構想していかないと,活動だけが這い回ってしまう結果になる危険がある。指導力のある方ばかりなので,そういう考え方の切り替えができれば,ものすごい学校になると思う。今年度英語助手の先生との授業の構想を考える責任者となった。小さな学校だとそういう役割がダイレクトに降ってくる。恐るべし(^^;)でも,面白そう。

4月23日(火)
6限クラブ。今日は季節にあった絵を描いてのカレンダー作りだったが,下敷きのイラストを写そうとする子供や,保存のためのフロッピーに入れ方に迷う子供など,様々な姿を見ることができた。まぁ,ぼちぼちいきましょう。

4月24日(水)
寒江小のWebを全面リニューアル。しかしTOPの画像のリンク切れが発覚。MLでたくさんの方に宣伝したのに恥ずかしい(-_-;)。家庭訪問1日目。1軒1軒家が大きい。地域性を感じる一日だった。途中に抜けてBFC指導者会議に参加。昨年同様の内容であるが,学校週5日制が現実になった今,BFCの活動(特に防災新聞や防火ポスター)の運営方法を再考する時期にきていると思う。

4月25日(木)
3:30起床。英語活動と遠足のしおりを修正して,明日に備える。そのまま連休の資料作りに入るが,5:00撃沈。家庭訪問2日目。学校に戻って,Webのリンク切れを修正。英語活動のための動物イラストを印刷してラミネート。学級事務。

4月26日(金)
英語指導助手のワトソンさんが今日から寒江小に勤務。1学期に6回の指導の1回目。ワトソンさんは気さくで,子供たちとも積極的に交わり,大変楽しく英語活動の授業に取り組むことができた。5限は入学おめでとう集会。これにもワトソンさんが参加。仲間づくりゲームが盛り上がった(プレートに書かれた人数でグループになって自己紹介しあう)。6限ブラスバンド練習。ようやく4分の1の仕上がり。運動会に間に合うかどうか不安。NTT116センターからADSL工事について,校内の電話位置や配線についての問い合わせ。学校のWEB更新。ワトソンさんとの学習の様子を掲載。18:30〜蜷川小育友会歓送迎会。もはやちょっぴり懐かしき顔ぶれに。2次会は「小馬」で旧4年生部会。蜷川の子供たちは元気にやっているようで何より。

4月27日(土)
2便で東京。連休で荷物の多い人が多いためか出発に手間取り,離陸は25分遅れ。東中野「モーゼ」でパスタ。13:00〜,セミナープラザ東中野で、旺文社DI「キッズウエイブ」LINK-DB会議。短い時間に忌憚のない意見がたくさん。実践を積んだ人たちの言葉には説得力がある。午後の会議の後,プレスの発表。今回は石黒さん,向井光さんが代表だったので安心して座っていたら,いきなり質問を振られて冷や汗。懇親会は都庁前住友ビル49階。懇親会前に時間があったので都庁の北展望台に登ってみる。2次会後セミナープラザ泊

4月28日(日)
午前中,教材パッケージ開発会議。どのパッケージもすっきりして完成が近い。クオリティが上がっている。午後のグループミーティングで問題もあらかた解決したようだ。15:00〜メンバーを入れ替えて,小学校独立教科「情報科」カリキュラム開発研究会。石原先生@大津市瀬田小,中村先生@三重県教委,中川先生@徳島県三好郡ITコーディネータなど,そうそうたる顔ぶれが30人ばかり集まる様は壮観。情報活用の実践力の基礎基本の指導事例と見通しについてプレゼン。石原先生の情報モラル系,プログラミング系の話,中川先生のコンピュータスキルの話,中村先生の国語との関係の俯瞰など,短い時間に濃い内容が目白押し。16:30〜各自のアピールタイム。懇親会までの時間を利用して,新宿紀伊国屋書店へ。ADHDに関する本と情報教育初めの一歩本3巻を入手。セミナープラザで懇親会。近所で2次会。セミナープラザ2泊目。

4月29日(月)みどりの日
情報化カリキュラム開発研究会2日目。グループに分かれてそれぞれのジャンルについて討議。情報活用の実践力は,中條さん,國香さん,金井さん,中西さんとわたしで担当。教科との関連やどの学年に何をどう位置づけるかなど,根本的な議論からスタート。一番内容が多いところなので大変かも。会議後,,ほりたん,中條さん,國香さん,渡辺さんと一緒に羽田へ。急いで昼食を取り,4便で富山へ。疲れていないように感じていたが,会議3連発はやはり応えたようで,20:00頃から爆睡してしまった。

4月30日(火)
連休の中日はそわそわ落ち着かない。校務が滞っていたので遅くまでこなす。学校WEB更新。行事コーナーに入学おめでとう集会を掲載。堀田先生が1日寺家小にてNHK「しらまと」ロケ&校内研があったので、富山に戻る頃を見計らってラーメンのお誘い。JR富山駅でNHK和泉田さんからあいさつを受けて恐縮。高橋くんが合流して「バグジー」。